The タイムボカン祭り2005 ボカンと一発コンサート!!

拙い言葉であろうとこれは伝えなければなりませんな。


ということで、土曜日。お待ちかねの件のコンサートに行ってまいりました。
結論から申し上げますと

俺はタイムボカンのファンで良かった。本当に良かった。

というところでしょうか?


さてさて開場は、渋谷O-EAST。ここらへんはみんな綺麗になっちゃったよねぇ。
EASTは久々ですよ。
開場は、目一杯の指定席(のパイプ椅子)とその後ろの立見席。
残念ながら指定は逃したので、立見席でした。取れただけ有難いわけですが。
残念ながら立ち見はほんとおまけ的な位置付けなので、背の小さいうちの奥さんなんかには
あまり宜しくない(2Fだとすぐ前に人が座って見下ろすので必然的に全然見えない)のが
ちょっと残念といえば残念でしたが、まぁとりあえず聞ければよいし。ワクワクしつつ開場を待ちます。


時計は開始の6時になりました。しかしいきなりふるってます。
「ただいま時計は6時ですが、本日だけ6時半ということに・・・」
6時半!そうです。土曜日の6時半ですよ。待ちに待ってた出番が来たぜ!
そして、おなじみの掛け声から
「エイト!セブン!シックス!ファイブ!フォースリーツーワン!タ〜〜〜イムボカ〜〜〜ン!」
コンサートのスタートです。
セットリストはうろ覚えなので、大体の流れなど。
オープニング(歴代オープニング)
 ↓
歴代2号コーナー(といっても、ジュンコちゃん/アイちゃん役の岡本茉莉さんとさくらちゃん役の滝沢久美子さん)
 ↓
三悪コーナー
 ↓
ドロンジョ様コーナー
 ↓
きらめきマンコーナー
 ↓
山本正之アコースティックコーナー
 ↓
エンディング
 ↓
♪やら〜れちゃった、悔しいな、今度こそ勝ちましょう、さ〜よおなら〜〜〜
てな感じ。
間間にMCが入ります。
MCは、小山カメラマンこと、脚本の小山高生さん。ほんと背が高い〜。
と、キラメキマンの川上とも子さんでございました。小山さんは、TVでは顔も出なかったのに
舞台だとMC上手ですね〜。川上さんはちょっと・・・あれでした。


オープニングは、結構大人しめのスタートだったかな?年齢層が高めってのもあるのかな?
まぁ立ち見で一番後ろだったから、どれだけの人数が歌っているとかは全然判らんから
実際前のほうだともっと盛り上がる感じを受けたのかもしれませんが。
とはいえ、タイムボカンのオープニングといえば、掛け合い的な要素も含んでますので
タイムボカンヤッターマンオタスケマンと行くにしたがって、徐々にヒートアップ。
オタスケマンといえば歴史に残る、オープニングのダンスですしね!「♪キラキラキラキラ スタースター」
で、イッパツマン、空からブタが降ってくると続いて、小休止。
MC挟んで、豪華ゲストコーナー。
まずはジュンコちゃん/アイちゃん役の岡本茉莉さん登場です。
ここで、チュクチュクチャンのネタばらしやら、当時のエピソードなど。
続いて、さくらちゃん役の滝沢久美子さんです。
ゼンダマンといえば、ゼンダライオンの歌ですが、子供の歌いだしで、山本正之が後ろから
「わっ!」と声をかけて歌わせていたとか。「脅かしていたんですか?」「脅かしてたんです」相変わらずの山本節ですな。


表紙のコーナーが終わって、本日のメインイベント(と書いても恐らく否定する人は誰もいないと思う)
三悪の登場です〜〜〜。
う〜わ〜、小原さん若すぎ〜。八奈見さんヨボヨボ〜。たてかべさんぼけぼけ〜。
って感じですか?
本当ならば、トーク→歌という流れだったようだけど、小原さんのたっての希望で歌から。
当然『天才ドロンボー』ですね。
内心「じいさんたちちゃんと歌えるのか?」と心配もありましたが、プロには無粋な心配でしたよね。
きっちりこなされていました。
で、トーク。早速帰りたがる八奈見さんとたてかべさん。なだめると急遽たてかべさんがジャイアンに変身して
当然ドロンジョ様はのび太へと。こんな感じで掛け合い漫才のようなトークは続き、特別イベント
「生読み:三悪実演」コーナーへ。これはほんと凄かったよ。
30年の重みじゃないけど、(いう事が本当ならば)初見の台本をあそこまで好き勝手にしかも違和感無く
演じられるのは、まさにプロ中のプロという感じではないでしょうか?
もう会場は三悪の方々の一言一言にどっかんどっかん大爆笑、大盛り上がり。
いやー、ほんと幸せな一瞬でした。
しかし、本来の台本とどれだけかけ離れているのだろうか?(笑)。


で、奇跡の瞬間その1
「生あ〜う〜オジャママン」
ちなみに惜しい星人も小原さんがやるということで。
あ〜う〜オジャジャマンといえば、当時の首相である大○首相の口癖「あ〜う〜」から来ていると思ったんですが
例の「あ〜う〜」というよりか、マンボかなんかの「あ!う!」って感じの掛け声になっていて、
なんとなくおかしい。♪アタ〜シャ セコビッチ ドワルスキーの辺りとか
♪結婚した〜い もらいてがな〜い とかもう三悪の皆さんが歌ってくれるだけで会場は盛り上がりますなぁ。
感激!


帰りたがりのおじいちゃん達を帰して、ムーディなドロンジョ様と山本正之のコーナー。
NYで、小原さんの若いツバメと勘違いされたのもなんとなく納得の雰囲気でしたね。
ハレー彗星とか、ミレンジョララバイとかここら辺が曲的には成熟しきったノリノリの時期じゃないんですかねぇ?
良かった。とくにハレー彗星は好きな曲なので聞けて幸せ〜。


でもって、川上ともこがフリフリの衣装になって、きらめきマンコーナー。きらめきマン見てないんだよ〜。
イメージソング→オープニング(山本正之。なぜか手拍子なし要請。)→でもって奇跡の瞬間その2
う〜わ〜、甲本ヒロトだよ〜。生だよ〜。手足なげ〜。
ということで、フララン・ランデブー歌ってました。これは確かに奇跡だよ。


MCで、こんどは笹川監督登場(順番違うかもしれないけど)。
富山敬の声でおなじみの「あっちでこそこそ、こっちでこそこそささやきレポーターです。」
のささやきレポーターは、なんと笹川監督とのこと!知ってた?俺は知らなかったよ。
ということは、生ささやきレポーターと小山カメラマンですね!うわ〜、すげ〜。
ここら辺でいろいろ裏話。
会津若松のお花ちゃんちゃんとか、オシイ星人は実は「押井守」だとか。マジすか!
それにしても、小山カメラマンは達弁なのに、笹川監督は喋り下手だなぁ。


続いて山本正之アコースティックコーナー。マサユキスト向けのコーナーか?(笑)
逆転王の歌とかいいね〜。本邦初公開の本人バージョンのゼンダマンの歌とか。
本邦初公開って言っていたけど、「アニメの大王」で歌っていたような気も。。。まぁ突っ込みはおいておいて。
ボカンで育って大人になってで、みんなで大合唱。
エンディング後、−さんあく18年−君を離さない チュ☆を−さんあく30年−君を離さない チュ☆に変えて
(変えてっていっても、最初の18回が30回になっただけですが^^;)
その後、山本正之が一人ずつ紹介し、ヤッターキングの歌と共に終幕。。。
鳴り止まない拍手。穿った見方だけど、恐らくここまで盛り上がるとは主催側は予想してなかったに違いない。
アンコール曲とか用意してないからねぇ。それでも誰も帰ろうとしないので、山本正之登場で。
♪やら〜れちゃった、悔しいな、今度こそ勝ちましょう、さ〜よおなら〜〜〜
で、今度こそ終幕。。。
それでも帰ろうとしないお客を前に無念のアナウンス。本当に終幕になりました。


勢いに任せて書いてしまいましたが、かなり凄いコンサートだったと思います。いやいやほんとに。
結構良い値段でしたが、値段相応どころか、もっと高くても行きたいなぁって感じ(椅子あれば)


まぁ残念といえば、立ち見だったのでめちゃめちゃ疲れたということと、フィルムが全然無かった事かな?
次回やる時は、ぜひとも全席指定で、コンサート半分、トークショー半分くらいの構成でもいいのかも
(実際今回もそんな感じだったし)トークショー用に、スライドとかで当時のフィルムとか流してくれると
嬉しいよなぁ、さらに盛り上がるよなぁ、特別のショートドラマとか作ってくれるなら1万円でもいくよなぁ
とか思っちゃいました。
とにかく、ほんと良かったわ。機会があれば(ぜひ作って欲しいけど)また参加します〜。
タイムボカンシリーズも30周年記念でぜひ作ってくださいませー!!!
その他の方の反応は
id:soorceさんのhttp://d.hatena.ne.jp/soorce/20050327あたりで。