台湾に行ってきました。4

続きです。
2日目の夕飯は、「天厨」で北京ダックです。レストランについたのは5時半くらいだったのですが
北京ダックが出来上がるのは、お店一斉に6時くらいらしく、それまで待ちです。
前日の夕飯同様、台湾ビールと烏龍茶1リットルがついてきます(笑)
おつまみ程度の料理が二品くらいでて、あとはのんびり待ちます。
お店に入ったときにはまばらだったお客も6時が近づくにつれて続々と登場です。
そして、厨房方面がひときわ慌しくなったな?と思ったら、店員が一斉にこんがり焼けたダックを持って登場です。
あれ?北京ダックって皮食べるんじゃなかったっけ?丸焼きもってますよ?と思ったら要するに
「あんたのテーブルにはこのダックを持ってくるけど、OKか?」
ということらしい。まぁOKか?と聞いているのかまでは判らないけどニュアンス的にはそんな感じらしい。
当然うちのテーブルにもこんがり焼けたダックちゃんです。うまそーーーと思うまもなく引っ込んでしまいました。
で、しばし待つときたきたきたよー。北京のダックちゃんです。
具体的にお味はどうなの?どうなのよ???という感じですが。。。んーどうだろう。
結構脂がしつこいっつーかきついね。
薄く延ばした皮(荷葉餅っていうらしい)に甜面醤つけた北京ダックを乗っけてネギを乗っけて包んで食べるのですが、
ネギが辛い。でもネギを抜くと脂がしつこい。そういう意味では結構微妙かも。
いや味は美味いっす。皮はやっぱし美味かった。脂がしつこいの苦手な人には量はきついかもしれないけど
数枚食べる分にはよいと思います。
ちなみに、この店「皮・身の部分・ガラのスープ」の3点セットが提供されるのですが、皮は前述どおり
若干脂がしつこいものの、まさに北京ダックここにあり!って感じで美味い。
ガラのスープは、これもまたすげー美味い。
ただし身の部分。これがねー。ちょっとね。
北京ダックってのは知ってのとおり皮をこんがり焼いて食べる料理。美味しい部分は皮の方に集まっていると
言っても過言じゃないでしょう。すなわち肉はパサパサなんですよ。丸ごと焼いているので、ちょっと
血なまぐささもありますし。。。さらに尻尾の部分なのかな?皮が肉に残った部分も提供されるのですが
「皮が美味いわけだし、皮付きのしつこさと身のさっぱりで丁度よいかしら?」という印象は見事に裏切られ
はっきり言ってめちゃめちゃまずかったです。あれはちょっとなぁって感じでした。残念。


とは言え北京ダックに満足できなかったわけでは当然ありません。あれはあれで美味しいモノです。
でもやっぱし、「なんだよ皮しか食わないのか?もったいないなぁ」と思っていましたが、
一番美味しい食べ方なのねーってことを再認識した瞬間でもありましたよ。
ちなみに、個人的にはこの間食べた四万十川の鶏の丸焼きのほうが全然美味しかったことだけは言っておきたいと思います。
まぁ肉メインの料理と皮メインの料理を比べるのに意味があるのかどうかはわかりませんが。


そんなこんなでツアーは終了です。さすがに一日歩き回った不健康夫婦なので身体は疲れていますが
時間はまだまだ宵の口です。ここで寝てちゃもったいなさすぎる〜〜〜
ということで、MRTまで歩いて前日同様士林夜市へ向かいます。
まぁ、良くあるのですがMRTの駅に行くのにちょっと迷ったりはしましたが何事も無く到着。
前日は、時間制限アリでのんびり見れなかったので、今度はのんびりと。
グルーっと、お店や屋台を冷やかしつつも(とかいいつつ売っているものにそれほど興味があるものがないので
軽く流す程度ですが)ぶらぶらと。
一番心引かれたのは、仔犬を売っているお店でしょうか?
日本のペットショップだと、ケージに一匹入っているだけですが、ここのお店はなんと
一つのケージに(恐らく兄弟の)マルチーズが4匹も入ってます。
実際問題怪我とか病気とかを考えると、一匹ずつのケージに入れるのが正しいのでしょうが、
生まれてまもない仔犬が四匹じゃれあっている姿を想像して御覧なさいな。
そりゃもうある意味見ているだけで幸せになるじゃないですか?ある意味眼福ですよ。可愛いわ。


夜市とか見てて思うのは、日本文化ってほんと浸透しているなぁってことでしょうか?
まぁジャパニメーションじゃないですが、アニメとか漫画とかってほとんど日本文化ですよねぇ。
従って、向こうで(恐らく無許可でしょうが)使われているイラストは、
ドラえもん・キティちゃん・ポケモンスヌーピー・ディズニー(まぁ後ろ二つは日本文化じゃないですが)
ほんと、多かったです。
そういえばタイとかだと、日本語がブームだったりするので、明らかに洗剤のパッケージのTシャツとか(アタックとか書いてあるのよね)
雑誌の切抜きのTシャツとか、怪しいものが多いのですが、同じ漢字圏の国だけあってそれはさすがになかったですねぇ。


そういえば、なんでか知りませんが、台湾はやたら下着屋が多い!2軒に1軒は大げさかもしれませんが
3軒に1軒程度は下着屋だったと思いますよ。向こうの人は下着使い捨てなのか?と思わせる売りっぷりでした。
もちろんほとんど女性用下着なのですが、男性用下着もチラホラ。
怪しいの多かったのでちょっと欲しかったのですが、結局買いませんでした。んーちょっと残念。


で、ぶらついた後は、奥さんの台湾旅行のメインイベントともいえる
「マンゴーのカキ氷」
を食べました。これがねー。まさに絶品。
お店によるのかもしれないけど、僕らの食べたところは(恐らくだけど)マンゴージュースを凍らせたものを
凄く細かくカキ氷にしたものに、マンゴーと練乳がたっぷりかかっているもの
すげー甘そうな印象を受けますが、練乳がさほど甘くないのか、思いのほかさっぱり。
量もかなり多いのですが、カキ氷がフワフワなため(綿綿氷って書いてあった)全然量も多くない。
あれだったら一人一皿も楽勝かも?って感じでしたー。美味かった!
とても満足したので、タクシーでホテルへ。
タクシーのおじいさんは、日本語も英語も達者な方で、丁度盛んだった中国のデモについて散々文句を言っていました。


一日歩き回ったので足がすっかり棒になってしまいました。そこで黄さんお勧め(マージン的にお勧めなのか?)の
マッサージ屋さんに行く事に。ホテルからは結構近いのですが、疲れたので無料送迎をお願いしました。
ちなみに、この店は志村けんさんも行く事で有名らしく、お店の入り口にはバカ殿の立て看板がお出迎えしてくれます。
全身マッサージコースも考えましたが、何気にお金をちょっとしか持ってきてなく
(日本円やカードは夜市でスリが怖いので全部ホテルに置きっぱなしでした)全然足りないので
足ツボマッサージと、シャンプーだけで我慢。
足ツボは痛いっす。疲れもあるようですがあちこち身体にガタがきているのでしょうか?
とにかくあちこち痛いのですよー。まぁこれで楽になるならいいかーと我慢しましたよ。
その後シャンプーです。台湾のシャンプーは日本のようにお湯でジャブジャブ洗ってからシャンプーではなく
普通の椅子で乾いた頭からシャンプーしてくれます。僕が担当したおばちゃんは、あちこちに泡を飛ばしたり
はしちゃいましたが、サービス満点でかなりきっちり洗って、洗い場が空くまで頭のマッサージまでしてくれたのですが、
奥さんの担当のおばちゃんは、足ツボをやっている際に「足の爪切らない?」とセールスに回ってきたおばちゃんで、
お金が無いので当然断ったのですが、その意趣返しなのかあんましきっちり洗ってくれもせず、
マッサージなんかも当然全然だったらしいです。いやーねー。


これで一日終り。さすがに疲れたのでまたもバタンキューでした。


最終日です。
最終日は実際たいしたことはしてません。飛行機はお昼過ぎの便だったので、午前中はフリーなのですが
台湾って大抵のお店が11時くらいから開始なので、見て回るにも空いてない。
いわゆる観光スポットも月曜日が休みな場所多いし。
しょうがないので、適当に街をぶらつきー。コンビニとかみたりね。
そうそうに飛行場に向かい、無事に日本に帰国しましたよー。いやー楽しかったです。


今回の旅行は初めての台湾という事もありツアーパックの旅行だったので、ただ案内されるだけの旅行でしたが
次回はぜひ自分の足でいろいろ回って、自分の舌で色々味わってみたいなぁということで。
また行くぜ〜〜〜!