BLADESTORM 百年戦争

死ぬまでに一度発言してみたい台詞は「ヤシャスィーン!」です。
なにこのヤシャスィーンって?
えーっと、これは田中芳樹という長編書くのはいいけど、そのうち続きを出さなくなる作家さんの
作品で「アルスラーン戦記」という作品があるんですが、そのアルスラーン戦記で使われる
全軍突撃!という言葉のパルス語です。中途半端な説明だな。


まぁ実際全軍を指揮する事はないですし、突撃とかしないだろうしね。
一生使うことのない言葉だと思っていたわけですよ。あの日までは・・・


ってそんなモノローグいりません。別になんかタイムスリップして現代の知識を生かして
過去を塗り替えちゃうみたいな軍師とかやりませんから!そんな設定の小説腐るほどあるよね!
脱線が過ぎますが、先週発売された光栄の「BLADESTORM 百年戦争」というゲームやってます。


このゲームは最初PS3で出てたんですが、すぐにXBOX360で出たんですよ。
PS3限定だったら買おうかどうか迷うところですが、箱○で出るなら買いますよ。てな感じで
ついつい買ってしまいました。
舞台は、中世ヨーロッパの百年戦争。イギリスとフランスの王家継承問題に伴う戦争とかなんとか。
wikiによると、

伝統的に1337年11月1日のエドワード3世によるフランスへの挑戦状送付から
1453年10月19日のボルドー陥落までの116年間の交戦状態を指す

らしいです。日本だと鎌倉幕府が滅亡して、南北朝足利尊氏だなんだかんだの時代。
室町幕府成立が大体1336年(建武3)で、応仁の乱が1467年なので、大体その頃の話。
主人公は傭兵で、戦場を駆け回りいろんな部隊を指揮しながら名を上げるって感じ。


ここで面白いのが、あくまでも主人公は傭兵で大局は動かせないという事
(少なくとも今のところは)
ようするに、戦略的な要素はなく、戦術的な要素で戦場を渡り歩くっていうところ。
傭兵なので、昨日の友は今日の敵で明日の友だったりする感じで、今日はイギリスで
ある拠点を攻め落とし、次の日はフランスでその拠点を奪還するみたいな事が日常茶飯事。
一応フランスは青、イギリスが赤になっているんですが、たまにどっちがどっちだか判らない。
名のある武将は一応名前が画面に表示されるんだけど、
「あれ?味方だっけか?敵だっけか?」とたまに混乱します。


もう一ついろんな部隊を指揮するってのがポイントで、

率いる部隊は40タイプ100種類以上!

と謳っている通りいろんな種類の部隊がいるんですよ。
長剣部隊とか短剣部隊とか騎馬兵とかから、駱駝やら象やら魔法使いやらまで。
そういう部隊が拠点とかをうろうろしているので、そこに行って
「おまいら俺についてこいー」
という感じで率いて、敵陣に突撃するんですよ。


もちろんこれだけ種類がいるわけで、相性があるわけですよ
騎馬は歩兵に強いけど弓に弱いとか、まぁお馴染みの奴なんですが
この相性が馬鹿にならないどころか、これなしには全然洒落にならないくらい。
相性悪い敵にはほとんどダメージ当たらないけど、相性良い敵だと一撃でほぼ粉砕とか
まさに「鎧袖一触とはこのことか!」みたいな感じ。
槍騎兵とか全軍突撃ーとか叫びながら、敵陣の中を突っ切ると、まさに後には何も残らない感じなのです
(とかいいつつ前にパイク(長槍)部隊が待ち構えていると、一気に全滅するんですがw)


そんな感じで百年戦争を戦い抜いていきます。


架空戦記ものとか好きだし(冒頭のアルスラーンもそうだし、グインサーガも読むしね)
今読んでいる水滸伝の戦争シーンとかもやっぱし読んでて楽しいわけで
(林沖の騎馬兵とかが無類の強さを発揮するのがなんとなく実感できる)
いやーなかなか面白いゲームでございます。
クリアまで60時間くらいかかるらしいけどね。。。^^;


え?塊魂・・・???
まぁ、あれです。えーっと。
次々と新しいゲームが来るので、順繰りまわしていかないとね。
いやいや、ちゃんとやりますから!一通り終わったらまた戻ってくるから!(笑)
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