鳴子温泉&仙台《1》

土曜日に、出没!アド街ック天国見てたら東京駅特集で駅弁とか紹介しまくってた。
駅弁いいよねー。でもやっぱし駅弁とかって駅弁大会で買って家で食べるよりかは
電車で食べたいよねー、旅情で美味しさUPって感じでさ。


ということで、急遽旅に出ることにしました。
土曜日の夜にアド街みて、日曜日の早朝から新幹線で!!!
ってさすがに無理ですね(笑)。
もちろんたまたまアド街で駅弁特集してただけで、元から予定の旅行でしたよ。


基本的にせっかちであるし、さらに結構びびりでもあるため、
電車の旅行とかとても苦手です。
いや、電車の待ち時間とか乗換えとか送迎とかさ、そういうの考えると
やーんもう面倒ーーーって感じになっちゃうので、だったら自由気ままに動ける
車の旅行がいいよねーって感じで。
実際のところその考えは今もそうだし代わることは無いと思いますが、
この場合たとえば冬場だとかは「雪道運転したくないよなぁ」とかになるため
いろんな制約を受けることになります。
あと長距離過ぎはちょっと無理!とかさ。


冬場の旅行は車の都合もあるため、大抵近場になりがちなのですが、
・新幹線とかほとんど乗ったこと無い!乗ってみたい!
・九州生まれの奥さんに東北(母親の田舎)方面を見せてあげたい
ということで、今回は東北へ新幹線で旅行に行こう気運が高まったわけです。
雪深い冬の温泉地とかなんだかいいじゃない!(都会人の発想)


前置きは長くなりましたが、そんな感じで、日曜日月曜日と宮城県鳴子温泉へ行ってきました。
ちなみに、月曜日は公休です。さぼりじゃないからね!ヽ(´ー`)ノ


というわけで、紀行記です。
そして、デジカメでとった写真を持ってきてないことに今気付いたんで
写真はなしでお願いします。とほほ。


さてさて、日曜日の8時前の東京駅です。昨晩のアド街で紹介してたお店は8時から営業なので
結局、普通の駅弁ショップで買うことに。
奥さんは、高崎駅のトリ飯をチョイス。僕は鹿児島の地鶏弁当だっけか?をチョイス。
どちらもそぼろメインの弁当です。そぼろ好きー。


新幹線は真面目な話ほとんど乗ったこと無いのですが、速いですねー。
時速何キロくらいでるんでしょうか?飛行機みたいに現在の時速と位置を表示してくれれば
いいのになーとか思いますよ。
都内の知ってるところを通りぬけ
(奥さんの移転前のオフィスだったり、初めて一人暮らしした東十条の線路そばのマンションだったり)
関東平野に生まれて育った僕にとって、風景なんてもんは地平線の先まで平たいもので、
遠くのほうに富士山が見えるのは、まさに当たり前。当然のようにちょっと郊外に出れば
見渡す限りのたんぼとかなわけですが、九州のそれも長崎出身の奥さんには素晴らしく違和感のある
光景だそうですよ。まぁ僕からしたら基本坂のところなんてのが想像の範囲外ですけどねw


そんなこんなで、徐々に日陰に雪が残るようになり、トンネルをいく本か超えて福島にたどり着いた頃には
「猛吹雪」
でした。ちなみにこの「」の中には写真が載る予定だったんですよ。ちょっと残念(笑)


福島は雪でしたが、仙台は全然雪じゃないのが、またなんとも。
長いトンネルを越えると雪国で、そのまた先の長いトンネルを越えると雪国じゃありませんでした
みたいな感じです(笑)
まぁ海に近いし、平野だしそんなもんだね。


目指す鳴子温泉は、新幹線で仙台の次の古川で陸羽東線というローカル線?に乗り換えます。

陸羽東線(りくうとうせん)は、宮城県遠田郡美里町小牛田駅から山形県新庄市新庄駅までを結ぶ東日本旅客鉄道JR東日本)の鉄道路線地方交通線)である。 愛称奥の細道湯けむりライン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E7%BE%BD%E6%9D%B1%E7%B7%9A

こんな電車があることすらもちろん知らないわけです。
2両編成でたまにワンマンでした。
日曜日という事なのか、地元の鉄道好きの少年(というには年が行ってましたが)が
車内の音を昔ながらのラジカセで録音しているのがなんとも言えず、旅情でした(笑)


東北を横断してまぁ端的に言えば太平洋から日本海に向けていく電車なので、
どんどん雪が深くなってきます。
山奥までは行かないので、積雪は30cmくらいでしょうか?
30cmとはいえ、都会で雪なんて滅多に見ることない二人にはそれだけで楽しそうです。
さらにどちらかというと「つらら」が奥さんの興味をひきまくりなようで
あちらこちらででかいツララを見かけてはおおはしゃぎでした。


そんな感じで、あっという間に鳴子温泉に到着しましたよ。
家を出たのが7時前で着いたのが12時ちょい過ぎくらいなので、5時間くらいですか。
まぁ近いよねー。ていうか新幹線速いなやっぱし。


アーリーチェックインのプランなのですが、それでもチェックインは2時。
とりあえず、荷物だけでも置かせてもらおうと、旅館に一報入れてテクテク歩いていく事に。
今回のお宿は、旅館すがわら鳴子温泉へはJRの
旅行プランで決めたのですが、宿の選択肢としては他にもホテルとかもありました。
でも、旅行といえばやはり食事も重要だしねー。
ホテル食も悪くは無いとは言え、やっぱし部屋食とかがいいかーということで、
部屋食をチョイスできるこちらのお宿に決めたのでした。
あとは、貸切の家族風呂が4つもあるのも、いい感じ。


ついたお宿は例によって増築に増築を重ねた消防法は大丈夫かな?なお宿でしたが
早めの到着にもかかわらず、チェックインもOKでした。ありがたいことです。


さてさて鳴子温泉の特徴は、豊富な源泉数による、いろいろな温泉が味わえるということらしいです。
なんでも説明によりますと、

日本国内にある11種の泉質のうち9種がここに集まっています。
http://www.naruko.gr.jp/file-tegata/tegata-6-senshitu.htm

宿によっても全然泉質が異なり、さらに宿でも風呂によってことなるとか、
なんかもーワクワクするぜ!って感じです(笑)
荷物を置いて一休みしたら、街を散策しにいざ出発!


鳴子の観光キャッチフレーズは
「下駄も鳴子」
とかで、要するに浴衣と下駄で歩き回って温泉風情を楽しんでくださいということなんですが
当然この時期に浴衣と下駄で歩き回る馬鹿はいませんね(笑)
雪だし、折からの強風で地吹雪だし(笑)寒いっつーの。
ちなみに、この観光キャンペーンで、下駄チケットなるものを手に入れると
いろんな宿の温泉めぐりが出来たり、地元の美味しいおやつの試食が出来たりとできるのです。
JRのプランにはこちらが付属でついておりますので、使わねばー!


まずは地元名物の「栗ダンゴ」ってのを試食しに。
どんなのを想像しますか?まぁ一番想像しやすいのは串ダンゴで、栗の甘露煮かなんかが
刻んで入ってるってところでしょうか?
ちなみに写真がないのが残念ですが、ものは
「ちょっと味の薄めなみたらしのたれにどっぷり使った栗入りの白玉ダンゴ」
って感じでした。んー、なかなか他にはない食べ物でした。


その試食をさせてもらえるお店に立ち寄って試食させていただきましたが
店員さんは大変無愛想でした( ´・ω・)
後で気付いたのですが、僕の格好は偏光眼鏡につんつんショートでして、
一見すると「怖い人」になっておりました。
偏光眼鏡ってかけていると全然気がつかないのですが、紫外線あびると普通のサングラスだしね。
無愛想じゃなくて、単純に怖がっていたのかもしれませんね(笑)


栗ダンゴは、美味しかったです。ただ、んー、なんだろう。
見た目のみたらしっぽさからすると、餡が薄めでちょっと物足りない感が。
濃い味スキーな二人だしね。


続いてえっちらおっちら雪の中歩いてたどり着いたのは、公営の「滝の湯」という温泉。
昔からのまさに風情たっぷりの温泉で、洗い場なんか無し。
木製の樋から打たれ湯として何本か温泉が流れ込んでくるだけ。
シンプルですが、まさに昔ながらですね。


続いて鳴子ホテルへ。
こちらは、先ほどのお風呂とは打って変わって、近代的なお風呂です。
名物は七色のお風呂とかで毎日色が変わるそうです。
男性風呂と女性風呂だけでも色は違いますし、男性風呂だけでも内湯と露天風呂で色が違いました。
ちなみに、女性は入ってないので判りませんが、男性は内湯が緑がかった乳白色で
外湯はバスクリンばりのグリーンでした(もっとよい表現はないものか!)


他にも何箇所も入れるところは有りましたが、まぁなれない雪の中を歩くのにも疲れましたし
時間もそれなりにいい感じなので、宿に戻りました。
宿にも4種類の源泉がありそれぞれ異なる泉質とのことなので、ひと段落してからまたお風呂に。
ちょっと熱いんですが、まぁ源泉かけ流しなのでしょうがないかー。
基本的にどの宿でも入り口で温泉卵を作ってたりするので、源泉は熱すぎなんでしょうけどねー。


てなわけで、お風呂にも入ってあとは夕飯ですー。ヽ(´ー`)ノ
写真がないのが返す返すも残念ですが、夕飯はけっこうなボリューム。
メインは、仙台牛の牛鍋。うまい。
あとは懐石風にいろいろありました。決して極上に美味いぜ!とは言えませんが
十分にどれも美味しいものでした。地ビールも飲んで満足満足。


おなかも膨れたので、せっかく無料で使える貸切家族風呂があるので入ろうと向かいました。
ところが、、、
「熱くて入れないー(ノД`)」
江戸っ子爺さんかよ!的な温度になってしまっていて、さらに埋める手段なども無かったので
あちーあちーいいながら入りました。でも長時間は無理。
ぬる湯でのんびりしたかったんだけどねー、まぁ他のお客さんもいるし、長時間粘るなって事なのかも


そんな感じで一日目は過ぎていくのでした。
んー、続きはWeb・・・じゃなくて明日に回します。