ボストン紀行記4

おはようございます。今日はすごい風ですねー。
この風に乗った勢いで、だいぶかすんできてしまったボストンの記憶をば。


さてさて、ボストン滞在の3日目ですね。てことは旅行の全行程の半分以上は消化し
次の日には帰国の途につくということですか。いやはや早いですなー。
来たときはトラブル続きでどうなることかと思いましたが、結構なんとかなるもんですね
(なんとかしてもらったという話もありますが)


この日の予定も、当然のごとく終日展示会の視察なわけですが、
正直なところ、昨日一日歩き回ったので、重要なところは見尽くした感もありますし
この旅に同行されていた、S社長とUさんは別の打ち合わせで、午前中には
アメリカの別のところに移動しなければならないという事で、
英語力にいささか(×全然ですね)自信が無い僕としては、
やっぱし、英語がなぁに終始するわけですよ。


とりあえずは、展示会行きましょう。
この日は、Breakfast meetingというセミナーに参加したんですけどね。
これは、大体8時くらいから行われる、セミナーで、軽い朝食がサーブされるので、
まぁ朝食かじりながら聞いてよね、みたいな感じのものです。
アメリカとかの展示会だとよくある形態みたいね。日本の展示会とかでも似たような
形態のものがあるのかどうかは、不勉強にてよく判りませんが、
なんともアメリカっぽいですよねー。


てなわけで、甘いペストリーかじりつつ、コーヒーのみのみ、話を聞きます。
話を聞いてるつもりですが、連日連夜の(夜はそうでもないけど)英語攻勢によって
なんかね、全く頭に英語が入ってきません。まぁ最初の頃は入ってたの?って聞かれると
まぁ最初っから入ってなかった気がしますが、脳みそ飽和してる感じでしたよ。
朝早かったから脳も目覚めてなかった事にしておきます。


ところで、この早朝セミナーですが、喋る人は前にも言ったInfoTrend
という業界のリサーチ会社のアナリストの方々です。
当然、あちらこちらで喋りなれているんだろうなぁって思いますが、
なんというかみんな上手に喋ってました(笑)
笑いもきっちり取ったりするし、5人くらい壇上に居るんですが、
喋っている人に向かって、待っているほかの方が茶々を入れたりと、
こういうときは、なんか面白い事いってるんだろうなぁ、判ると面白いよねぇ
って感じでしたね。


そんなかんじで、結局内容は良くわかりませんでしたが、早朝セミナーは終了。
S社長とUさんともここでお別れです。
いろいろお世話になりました(o_ _)o))


昨日と同様展示会会場の開始自体は10時からなので、例によって1時間位の空白の時間が。
どうしようかねーと思ったんですが、ふと見ると会場のすぐ隣にウェスティンホテルが建っています
そっちちょっとのぞいてみようかーとかいうことで、K先輩とそちらのホテルに。
なんつーか、こっち全然過しやすいですけど!Σ(゚Д゚)
昨日もこっちに来てればよかったんじゃないのーっていう感じでした。
カフェもあるしね、ソファーふかふかだし、売店もあるし、何より寒くないし(笑)
まぁそんなもんさね。


10時から再び展示会へ。
とはいえ先ほど書いたとおり、ほとんど興味があるところは見尽くした感があるので
物見遊山モード。なんか写真とってもらったり(会場にバイクがおいてあって、
書割の背景をバックに写真を撮ってもらうと、すぐに印刷してくれるみたいなサービス)
あちらこちらの景品(ほとんどボールペン)をくすねて?来たり、
そんな感じで、うろうろうろうろっと。しばらく歩き回って、大ホールでやってるセミナーか
なんか聞いたりしてねー。


朝のアナリスト達の喋りっぷりが、なんとも上手だったんですが、
この大ホールにあがっている、いろんな会社の偉い人(副社長だったり、
開発の取締役だったり)のなんともおしゃべりの下手な事よ。
もちろん話している内容はさっぱりですが、上手かそうじゃないかくらいはなんとか判りましたよ。


さてさてそんな感じでお昼です。
ところで、海外の通貨って金銭感覚が微妙に沸かないよねー。
お昼は会場のフードコートかなんかで食べたんですが、
とりあえず何も考えずにハンバーガーのセットと、クラムチャウダーとか
買ったわけですね。合計で17ドルくらいだったかな?
冷静になって考えれば、1ドル120円くらいなわけだから、2000円くらい使ってるんだよね
ハンバーガーとクラムチャウダーに(笑)
まぁ、いわゆる街中の食べ物屋じゃなくて、こういう展示会会場とかの価格だから
ぼったくりに近いのかもしれないけどね。


午後はどうしましょうという話で、さすがのF部長も展示会は一通り見尽くしたらしく
「じゃあ僕のお勧めのスポットに案内しますよ」
といわれて連れて行かれた先は、「JFK Library」というところ、JFKはもちろん
ケネディー大統領のことです。Libraryは直訳すると図書館だけど、まぁ資料館ですね。
日本で言うところの裕次郎記念館みたいなもんかしら?(微妙に違う?(笑))


近代史はさほど得意なわけではないので、ケネディ大統領の任期とか全く知りませんでした。
ていうか、生まれる前の人なんですね。
F部長は若かりし頃に、その時代の空気を味わったそうなので、思い入れが違うわけです。
僕らからしたら、歴史ですが、F部長からしたら思い出なのかなーって感じです。


ケネディの経歴から、どうやって大統領になったとか、大統領になってからどうだったとか
キューバ危機は、こんな感じだったとか、まぁケネディ大統領の足跡を辿れるわけです。
全然知らない歴史を辿れるのは大変興味深いですねー。
これで途中の映画とかで喋ってる内容がもっとわかるといいんだろうけどなぁ


お勧めのスポットだけあって、大変楽しかったです。


その後、普段は最短ルートをしようして往復していたルートを、
ちょっと遠回りでドライブしてもらいました。
元々車窓から景色を眺めて、看板とか読むのが大好きだった子供で、自分で運転するときは
なかなかそうは行かないですけど、助手席とかに乗っていると、そういうのがいくらでも
出来るので楽しいですね。
特に道路標識とか案内とかって、単純明確に書かれていることが多いので、
英語で書いてあっても結構判るもんですしね。
初日とかは、看板見ても結構判断するのが大変でしたが、さすがに慣れてきたせいか
すっと頭に入る感じでした。


夕飯時には、デトロイトでF部長が天候を聞くのに連絡をとった友人の方と合流して
ロブスターのお店に行きましたよ。
ボストンは海辺の街なので、いわゆる漁師の掘っ立て小屋みたいなところで
浜茹でしたロブスターとかを食べさせるようなお店が、昔はいっぱいあったそうな
行ったお店はそんな雰囲気を味わえるようなお店でした。


日本だと、たとえば茹でたイセエビを食べますよーって時に、なにをつけるかな?
醤油とかお酢とかかな?
アメリカでは(少なくともボストンでは)、溶かしたバターでした。
どうしても茹でたりすると、海老とかってぱさぱさになっちゃう気がするんだけど、
バターをくぐらせることで、クリーミー感がめちゃめちゃ増すのですよ。
これは、なんともアメリカっぽい食べかただ!でも美味い!って感じ。
まぁカロリーとか考えちゃだめですけど。


F部長のご友人の方も、すごく優秀なエンジニアの方でとても刺激を受ける話を
聞かせていただきましたよ。今回はほんと各所の優秀なトップの方のお話を聞ける機会が多くて
すごくよかったですわー。


そんな感じで、ご飯の後も盛り上がって、ホテルの隣のバーで飲みなおしたりね。
楽しい夜でした。


こんな感じで、ボストン最後の夜は更けていくのでした〜〜〜。
ああ、もうじき終わりだよヽ(゚∀゚)ノ